桜の季節を迎え、春らしくなってまいりました。
桜は、咲いている姿も、散ってゆく姿も、美しいものですね。
さて、私のところに遺言のご相談にこられるお客さまの中には、ずっと昔に作ったという遺言書(公正証書)をお持ちになる方がいらっしゃいます。
20年、30年もの時を経た遺言書からは、当時のその方の想いが伝わってきます。
ところが時折、その古い遺言書に書かれた内容が、その方の今のお気持ちやご事情に沿わないものとなっていることがあります。
昔作った遺言書は、時どき内容を点検して、必要に応じて書き直すなどのメンテナンスが大切です。
「毎年、桜が咲いたら」、とか、「誕生日を迎えたら」、などのように、点検する時期を決めておくのもよいですね。
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